ヘッドホン出力は使用できません。また、リモコンはありません。特別な機能はありませんが、取扱説明書もないので、DACの基本的な知識があり、自己責任で使用できる方に限らせていただきます。
AK4499は電流出力型DAC素子で、発表当初はOPA1612をリファレンスにしていました。I/V段は1612にしていますが、実際、歪が少なく音のバランスが安定すると思います。なお、OPA1612はBispaで作ってもらいました。
差動段のオペアンプで音の変化を楽しんでいました。差動段はRCA、XLRともオールマイティなLME49720HA（Canタイプです）にしています。THS4601はハイバランスで耳障りになるかもしれません。OPA627はまったりした感じになります。I/V段まで音の歪が少なく、差動段を交換した際の特徴がわかりやすいDACだと思います。
コネクタの影響なのか、RCAは音がおとなしく、XLRは低域がよく伸びるのですが、ドンシャリ気味になります。（2023年 5月 9日 21時 21分 追加）オリジナルのオペアンプ、JRC5532を7個同梱します。